海の十字路
有明海縦横断の旅
第1回 第2回
第3回 有明海をフェリーで横断・再び海の十字路へ

 

 旅の最後はフェリーで西から東へ海の交差点を通り、有明海を横断する。

 長崎県北高来郡多比良町と熊本県玉名郡長洲町を結ぶ有明フェリーは、国内でも古いほうに属する。

 島原鉄道多比良町駅から歩いて5分程でフェリーターミナルに着いた。

ゴールデンウイークや盆の時期になると乗船待ちの車があふれ、3〜4時間待たなければならない時もある。

 港に出入りする船をしばらく眺めてから乗船。後部のデッキからは雲仙がよく見える。

早々と乗船した客は夏風に吹かれながら出航を待っている。

 この日は、お客も少なくのんびりとした船旅だったが、出航間際にマイクロバスから降りた客が車の乗船口から乗り込むちょっとした珍事もあった。

 船は港を出て有明海を西から東へと進む。

 港を出てから20分、有明海の真ん中にさしかかる。

島原行きの高速船、有明海の出口を目指して南に向かう貨物船など、さまざまな船が交差する。

ここは海の十字路。

 船内では観光客の他トラックドライバーそれに釣り客などがハンドルを持つ手を休め、45分の短い船旅を味わっている。

 作者もここで一休み。入れたてのコーヒーがおいしかった。

 やがて、船はゆっくりと長洲港に着いた。 旅の最後はJR鹿児島本線のローカル電車に揺られて終点大牟田をめざした。

おまけおわり。

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