知り合いに頼んで海苔の網張りの写真を撮らせていただいた。
朝の光 耕耘機は子供の頃はあちこちで見かけたがいつの間にか見かけなくなった。今や珍しくなった耕耘機。別名テーラーとも言う。しかも海の中を進む耕耘機には他ではお目にかかれないだろう。
前回から7年ぶり。後ろの荷台に乗せてもらった。3分程でテーラーを降りて海中の道を歩く。
そこから船に乗ると 今回、ご好意でTさんの「宝朗丸」 錨を降ろし船を固定すると支柱立てが始まる。
夫婦二人 この日はカメラを持った物好き野郎が同乗するとの事だったのでいつもより作業を減らし「2コマ」つくったそうである。支柱の数にして154本を立てたことになる。何やら申し訳ない。だが、Tさんはわずかに息を切らすだけで休みもしないで次々と立てていく。 一つのコマにはそれぞれ
木製の札 Tさんは一気に作業を終えると昼食。海の真ん中に浮かぶ船の上でごちそうになった。9月とはいえけっこう陽射しは強く、船に上がったら頭はぼんやり体はフラフラであった。Tさんはさすが筋金入りである。缶ビールに御酒を立て続けに勢いよく空けるが、こちらは缶ビールを1本とおにぎり1個がやっとだった。 ところで、こちらは、 多い人では40〜50コマを持つ。だが、この地区で海苔最も若いTさんでも50歳代である。最高齢は70歳を越えるという。生産技術の向上で以前より安定した収穫が得られるようになってきたが、
海面に様々な幾何学模様 この後、潮が引いてしまい干潟が現れたところで支柱をより深く刺すことになる。
|